色： 焦茶 革: Charles F Stead calf suede ヒール： 3cm 製法：　ハンドソーンウェルテッド ハンドソーンウェルテッドとは出し縫い以外の9割が手作業仕立ての産業革命以前から続く手製法で、主にビスポークシューズに用いられます。 ソールや中物の取替を可とし、半永久的にお召しいただけ、産業革命以前から続きます。松脂をすり込んだ糸により手で縫われた丈夫なソールは、足の動きにしなやかに寄り添います。 ソールの返りも良く、サイズの変化も少ないため、グッドイヤー製法のようにソールのサイズの変化を見越したフィッティングを必要としません。 サイドゴアブーツの始まりは英国王室。(アルバート公は着脱のしやすさ、フィット感に魅了されたそう。) 美しい所作で履きやすい様に、老舗の麻リボンによるプルストラップを前後に備えました。ストラップは着用時は中へ忍ばせます。 内側の革(ライニング)へは、足触りの良いワインレッドのステアを用いました。鮮やかなワインレッドはどうしてですか？と幾度とお尋ねいただきます。2014年英国にいた頃、修行先の靴工房のボスの発した「伝統の赤はポストの赤」という呟きに基づきます。 緻密な縫製、耽美なシルエット、上質なレザーは元より、各々の足形に形を変えるソールは、他にはない心地へと誘います。ソールやヒール、ゴム取替の修理も随時お受けしております。長い人生を共にノーブルに歩んでいただけますと嬉しく思います。 革の良いところのみを使用し、九分仕立てのため、高価な一足ですが、ご満足いただけますように存じます。 ※ハーフラバー加工、ヴィンテージスチール加工、オリジナルシューツリーをご希望の方は別途お知らせください。 ※ご試着ご希望の際は、ご購入前に[email protected]へお問い合わせください。デポジットをお預かりの上、お届けさせていただきます。 ご購入後の返品はお受けできませんため、ご不明点などございましたら、事前にお知らせください。ご試着のお届けは簡易的なお包みになります。